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『ごはんのことばかり100話とちょっと』 よしもとばなな/著 [エッセイ・他]


ごはんのことばかり100話とちょっと

ごはんのことばかり100話とちょっと

  • 作者: よしもと ばなな
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2009/12/04
  • メディア: 単行本


ようやく復活しました。
いや〜自由に好きな物を好きなだけ食べられるって、良いですね(*^_^*)
大体発症から4日くらいで症状はおさまったのですが、胃も小さくなっているし、何よりまた吐き気がしたりしたら怖いので、それから後の2日間くらいは白湯とおかゆと果物とパンで生きてました。
食いしん坊なので、食べられないのが何より辛かったです。
もっとも、当初は食べ物の匂いを嗅いだだけで吐き気をもよおしてしまい食欲どころじゃありませんでしたが。
発症する直前のまだ風邪の自覚症状(吐き気とか頭痛とか腹痛とか)がなかった昼食時、何故か揚げ物が飲み込めず、めずらしく食事の半分以上残してしまった(普段出された物は完食するのがモットーなので)のが今思えば先触れだったのかと。食欲というのは、健康のわかりやすいバロメーターなんだなぁと改めて思い知った次第です。


さて、そんな状況の中読んでいたのは、食べ物エッセイでした。

著者の子どもが2歳半から6歳になるまでの間に、日々の思ったことを「いつもならもっとふくらませて書くのだけれど、さっと書きたくてさっと書いた」もの。というだけあって、短いエピソードがそれこそ100とちょっと続いています。
その内容は「食べ物」という共通点はあれど実に様々。家族と食べるこはん、友達と食べるごはん、好きなお店のこと、美味しい食材のこと、子どもの頃のお弁当の思い出等々。とりとめもないようでいて繰り返し何度も語っているのは、食事というものは、へんに凝った物でなくても良い。大事なのは気持ちであり、そこから生まれる人とのつながりということ。

大震災後、がれきの中できれいなチラシや看板などを作っていた芸術家、戦時中死にかけていても大嫌いなきゅうりは食べられなかった食生態学者らのエピソードから、
「どんなに経済が苦しくても、命に関わるたいへんなことが起きたときでも、人は心が自由になる瞬間を求めているんだ。そしてどんなにたいへんなときでも、ほんとうに嫌いなものをむりに好きになることはないんだ、心は自由なんだ」という言葉が心に残りました。

あと病気のために固形物がほとんど食べられない友達のお話にはしんみりとしてしまいました。彼に比べたら私の風邪なんて全然たいしたことはないのだけれど、少しでも食べられない辛さを経験したばかりだったので余計に。
「食べることができる」というのは本当に幸せなことですね。


さて、私はといえばすっかり食欲は元通り。その幸せを噛みしめてます。
風邪ひき中に2㎏ほど体重が落ちたのですが、昨日は休みなのを良い事に調子に乗って食べまくってしまい、もうほとんど元通り。
おまけにさっきも食後のデザートにケーキ食べちゃいました。夜のケーキは太るけどいいの。幸せだから。ダイエットは明日から!
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ランランラン太郎

ご回復おめでとうございます。
(なぜだか、更新されていたのに気がつかずすみませんでした・・・)
よしもとばななさんの本は読んだことが無いのですが、
一度チャレンジしてみたい作家さんです。
三浦しおんさんの作品はおもしろいですよね。私も好きです。
by ランランラン太郎 (2010-02-13 10:06) 

shiori

ランランラン太郎様
ありがとうございます。
長引かず比較的すんなり回復できたのでホッとしてます。
よしもとさんは、私も時々読むくらいです。この本は表紙の美味しそうな写真につられて手に取りました(^^)
三浦さんは面白いですよね。新作は必ずチェックしてます。
by shiori (2010-02-14 22:43) 

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